仙台・石巻・大崎市・東松島市の注文住宅なら中鉢建設

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ふっこう日記
2012/02/22

仙台出張 3.11復興日記 (その1)

毎月仙台支店に社員さんを元気付けに行っています。
その時の報告を通して、元気になっていく仙台の状況をお知らせしたいです。

仙台から車で1時間弱
加美町の田川橋の取り付け部分で歩道部分の地震災害による復旧工事をしています。

地震により道路の歩道部分が崩れ落ち、凸凹になってしまいました。
その歩道部分を平らに直す工事です。
車道と歩道の境に、コンクリートのブロックで仕切りを作ります。
このコンクリート工事が、雪と寒さで大変です。

周りの景色はこんなかんじ・・・。




パトロールするにはこんなかんじ・・・(寒)。




2012/02/27

仙台出張 3.11復興日記 (その2)

毎月仙台支店に社員さんを元気付けに行っています。
その時の報告を通して、元気になっていく仙台の状況をお知らせしたいです。

仙台から車で1時間弱
加美町の田川橋の取り付け部分で歩道部分の地震災害による復旧工事をしています。
地震により道路の歩道部分が崩れ落ち、歩道が凸凹になってしまいました。
その歩道部分を平らに直す工事です。



車道と歩道の境に、コンクリートのブロックで仕切りを作ります。
工事看板には
『東日本大震災で壊れた箇所を直してます』
と明記しています。








真冬で道路がカチンカチンに凍っていても、東北の人はガッツがあります。
驚くほど車がスピードを出して走っています。
私は恐る恐る走ります。
したがって、私の車の後ろには長蛇の列が出来ます。(汗)


この現場も直線部分を物凄いスピードで車が走りますので、事故が起きないようにガードマンさんは大変です。







2012/02/28

仙台出張 3.11復興日記 (その3)

毎月仙台支店に社員さんを元気付けに行っています。
その時の報告を通して、元気になっていく仙台の状況をお知らせしたいです。

仙台から車で1時間弱。
加美町の田川橋の取り付け部分で歩道部分の地震災害による復旧工事をしています。
地震により道路の歩道部分が崩れ落ち、歩道が凸凹になってしまいました。
その歩道部分を平らに直す工事です。
車道と歩道の境に、コンクリートのブロックで仕切りを作ります。



写真は雪で分かりにくいかもしれませんが、3.11の大震災で歩道部分が地盤沈下しています。
歩道の転落防止柵も傾いています。
これは地震で歩道部分の外側に盛り土していた土が崩れ落ちて、
結果、歩道が陥没してしまったようです。

被災地にはいたるところにこのようなところがあり、歩行者や車が通行しにくくなっています。
一日も早い復旧に努めたいです。



2012/03/02

仙台出張 3.11復興日記 (その4)

毎月仙台支店に社員さんを元気付けに行っています。
その時の報告を通して、元気になっていく仙台の状況をお知らせしたいです。

仙台から車で1時間弱。
加美町の田川橋の取り付け部分で歩道部分の地震災害による復旧工事をしています。

地震により道路の歩道部分が崩れ落ち、歩道が凸凹になってしまいました。
その歩道部分を平らに直す工事です。
車道と歩道の境に、コンクリートのブロックで仕切りを作ります。


歩道と車道を仕切るブロックを並べる仕事です。
ブロックはとても大きくて重いので、基礎コンクリートと呼ばれるコンクリートで作った土台の上に並べます。


コンクリートはセメントと水が反応して硬くなります。
この時期の気温はマイナスになることがほとんどで、
コンクリートが固まる前にコンクリート中の水分が凍ってしまうと、コンクリート本来の強さになりません。


そこで練炭の登場です。
養生シートをコンクリートにかけて、練炭でコンクリートが固まるまで温めます。
いわゆる『こたつ』状態にして凍らないようにしてあげます。

コンクリートが凍らないように注意することは、東北地方に限ったことではありません。
関東だって時には凄く寒い日がありますよね。
自分の家造りで注意したいことの一つです。
こんな寒い日にコンクリート仕事をして良いんでしょうか?
って疑問に思ったら、工務店さんにたずねてみましょう。



2012/03/03

仙台出張 3.11復興日記 (その5)

毎月仙台支店に社員さんを元気付けに行っています。
その時の報告を通して、元気になっていく仙台の状況をお知らせしたいです。

仙台市内にある鼻毛橋の耐震補強工事を行っています。
橋の橋脚(足の部分)をコンクリートで太くします。
そのためには、川に中に埋まっている橋脚(足の部分)を掘り起こさなければいけません。
ところが、この仕事が大変でした。(汗)

背後に山間部を背負い、そこからの山水の量が半端じゃないんです。
そして、前面の川からの水。
前からも後ろからも水に泣かされました。

川底よりも深いところに橋脚の基礎部分がありますから、
その基礎部分まで掘り下げないといけません。
ところが川の底より深くなるので、
川の水が土をつたわり流れ込んできます。
そして、山側からも・・・。

掘っても掘っても土が崩れ落ち、水が流れ込み
掘り下げが困難でした。



プロジェクトXの世界です。


2012/03/12

仙台出張 3.11復興日記 (その6)

毎月仙台支店に社員さんを元気付けに行っています。
その時の報告を通して、元気になっていく仙台の状況をお知らせしたいです。

仙台市内にある鼻毛橋の耐震補強工事を行っています。
橋の橋脚(足の部分)をコンクリートで太くします。

そのためには、川の中に埋まっている橋脚(足の部分)を掘り起こさなければいけません。
ところが、この仕事が大変でした。(汗)

横浜から土木部門の部長さんも何回か仙台の現場を訪れ、指導していました。
担当者の頑張りが報われ、ついに橋脚部分が掘りあがりました。


山側や川側から24時間、どんどん水が流れ込んできます。

その水処理をしながら、今後の工事を進めていきます。
24時間、水中ポンプと呼ばれる排水ポンプを運転し続けます。

エンジン式ポンプも運転していますので、燃料の補給が大変です。
毎日誰かが燃料の補給をしないと、エンジンがストップしてしまい
掘りあがった橋脚部分が水没してしまいます。