仙台・石巻・大崎市・東松島市の注文住宅なら中鉢建設

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ふっこう日記
2012/10/24
10月度 宮城の現場パトロール(その1)

塩竃の下水道整備工事の続篇です。

もともとの護岸が東日本大震災により破壊され、川の中に崩れてしまいました。
くずれた護岸を川の中から撤去する必要があります。

ところが、水中のコンクリートの塊は、水圧を受けて巨大な異物と化し、びくともしません。
護岸を新設するためのシートパイルを利用し、コンクリートの塊を撤去する部分の水替えを行い、水中部分のコンクリートの塊を水面上に現します。
水上に上がったコンクリートの塊を、大型ブレーカーで壊します。


くずれた護岸を川の中から撤去くずれた護岸を川の中から撤去

この作業の繰り返しをひたすら続けます。

工事も終盤にかかってきました。
最後まで気をぬかず、安全作業で頑張っていただきたいです。





2012/10/30
10月度 宮城の現場パトロール(その2)

仙台市の隣町に富谷町があります。
富谷町は仙台市のベッドタウンとして、人口が増えていて、人口の増加に伴い、さまざまなショップや大型店舗も進出し、税収も伸びているそうです。
富谷町の町役場に行きましたが、とても素晴らしい建物で、事実を物語っていました。

この現場は、そんな富谷町が町民や震災被災者の方などに住まいを提供すべく計画している賃貸住宅の建設工事の現場です。

横浜では考えられない、平屋の建物です。
出来れば、私も住みたいなー(笑)
基礎工事も順調に進み、いよいよ、来月は棟上です。


賃貸住宅の建設工事現場賃貸住宅の建設工事現場賃貸住宅の建設工事現場


2012/11/1
10月度 宮城の現場パトロール(その3)

身障者の介護施設で、国産大豆100%使用した豆腐を製造販売している施設があります。
とっても美味しいって大人気で、このたび、作業所の増設する運びとなりました。

作業所は、木造2階建て、1階部分が作業所、2階部分が宿泊施設のようです。
この日は、地盤改良工事が完了し、基礎コンクリートの作業に入っていました。

基礎コンクリートの下には、砕石基礎を施工します。
建物の重さを、地盤に均等に負荷をかけるためにも、砕石基礎工事は重要です。
場所によっては、栗石で対応しているところもあります。
土の上にじかにコンクリートは打ち込みません。
自宅の工事中の方は、しっかりチェックして下さいね。


国産大豆100%使用した豆腐を製造販売/すまいる作業所砕石基礎工事砕石基礎工事


2012/11/2
10月度 宮城の現場パトロール(その4)
今回は、癒し編です。(笑)


国宝で世界遺産の平泉 中尊寺に行ってきました。
付近は紅葉がはじまっていて、日本百景のひとつ
げんび渓の舟下りを体験してきました。

舟からの素晴らしい景色を、楽しんでください。

げんび渓の舟下りげんび渓の舟下りげんび渓の舟下り

おや、船頭さんが『げいび追分』を歌い始めました。
あくまでも、サービスで歌ってくれるそうです。(笑)

げんび渓の舟下りげんび渓の舟下り

毘沙門天様も、祭られていました。

げんび渓の舟下り



2012/11/5
10月度 宮城の現場パトロール(その5)
(社)日本木造住宅産業協会さんの主催で、震災被災地の仮設住宅を視察に行ってきました。

木住協さんは石巻市に比較的小さな団地を複数担当されたそうです。
それらは崖の上の土地をはじめ、細長い道路上の土地や、小さな公園で遊具を避けて建てるなどして、決して建築条件は良いものとは言えなかったそうです。

その中の比較的大きな団地を視察させていただきました。

震災被災地の仮設住宅を視察震災被災地の仮設住宅を視察震災被災地の仮設住宅を視察

駐車場の不足や住環境の悪さなど、さまざまな問題を抱えている仮設住宅ですが、
当時、応急的にと、いっきに作られた住宅です。
あくまでも一時的な住宅です。

問題なのは、いつまでここで住まなければならないのか?
だそうです。
この問題は、政治の課題が大きいようです。
いずれにせよ、現地の人たちは、大変な生活を続けています。

一日も早い、震災復興を願いたいです。



2012/11/6
10月度 宮城の現場パトロール(その6)
石巻に住宅展示場がオープンしました。
私たちが訪れたのは、オープンの前日!
各ハウスメーカーさんのスタッフさんが、てんやわんやしていました。

石巻市の住宅事情はなかなか進まず、現地の人たちも住宅展示場のオープンは大喜びだと思います。

石巻に住宅展示場がオープン石巻に住宅展示場がオープン石巻に住宅展示場がオープン

石巻市内の住宅用地の造成工事も着手され、やっと、一歩前進したようです。
ただ、地元の関係者に話を聞くと、住宅工事の着工までは職人さんの不足により、半年から一年ぐらい時間がかかるようです。

私たちに出来ることを、継続的に続けていこうと思います。