2012/06/04
5月の仙台出張 (その1)
塩竃(しおがま)の下水工事
塩竃市は塩竃湾に面し、3,11の被害も、大津波の影響で大きなものとなってしまいました。
私たちの現場は、本塩釜駅から近く、海からもすぐそばの河川です。
仙石線が大津波で流され、不通になったままです。
仙台から本塩釜駅までは折返し運転をしているそうです。
このあたりは、1階部分がすっぽり浸水したそうです。
河川の護岸が、大津波で流されたり、倒されたり、しています。






河川のすぐ近くに民家もあります。
いつ、崩れてもおかしくない状況です。
私たちの、塩竃での3,11 災害復旧はこの工事から始まります。
2012/06/08
5月の仙台出張 (その2)
塩竃(しおがま)の下水工事
工事場所の隣接建物です。
この地域は、1階部分がほとんど浸水したようです。
建物を見ると、1階部分は閉鎖されています。
2階部分が利用されているようです。

こちらの建物には、大洪水でついたであろう水の跡がはっきりと、壁についています。
この跡を見るかぎり、1階部分は、まるっきり水没しています。

こちらの建物も、1階の店舗は壊れたまま。
片付けられてはいますが、ドアもサッシも壊れたままです。
もちろん、お店も営業していません。

被災地では、まだまだ、あの日の、あの時間のままです。
少しでも早く、元どおりにしたいです。
2012/06/13
5月の仙台出張 (その3)
塩竃(しおがま)の下水工事
私たちは、立ち上がります。
自分たちに出来ること。
そんなに大きなことは、できません。
小さなことしかできません。
それでも、自分たちに出来ること、コツコツやっていきます。
時間がかかるかも、です。
でも、あきらめません。
元の生活に戻れるまでは。
そして、横浜の社員さんが何人も、不便な生活になることを承知して、
仙台支店に出張してくれています。
壊れた、我が故郷、宮城を取り戻すために。


工事場所には【仲よし橋】がかけられていました。
今は、通行止めになっていますが、
また、地元の人たちが、仲よし橋を通れるように復旧します。


大型の重機を使いますが、安全第一で工事を進めます。

