2013/04/20
2013年4月度 宮城のパトロール(その1)今月も、宮城でがんばってくれている社員さんの応援に行ってきました。
まずはお世話になっている仙台市役所にご挨拶です。
![仙台市役所](files/cht-e181-1-01.jpg)
市庁舎に力強い言葉が・・・
![仙台市役所](files/cht-e181-1-02.jpg)
【ともに、前へ仙台 〜3.11からの再生〜】
私は宮城県立古川工業高校卒業まで宮城で暮らしていました。
仙台市役所を訪問すると、なんと宮城県立古川工業高校の卒業生が数人いました。
みんな頑張っている様子でした。
私もみんなに負けないように、復興工事に汗を流したいと思いました。
塩竃市の仮設住宅近くに桜の花が咲き始めていました。
横浜とは半月以上の差があるようです。
![仮設住宅](files/cht-e181-1-03.jpg)
![桜](files/cht-e181-1-04.jpg)
![桜](files/cht-e181-1-05.jpg)
![桜](files/cht-e181-1-06.jpg)
今年、二度目の花見ができました。
ラッキー!!!
2013/04/22
2013年4月度 宮城のパトロール(その2)宮城でがんばっている社員さんと来仙したときは、
時には地元の美味しいご飯を食べよう。
ということにしています。
これも震災復興の一つになればと思います。
毎月仙台支店の社員さんに、
美味しいお店を見つけてもらっています。
今回は、仙台と松島の間にある仙石線、陸前浜田駅そばの
田里津庵さんに行って来ました。
国道45号線 陸前浜田駅前から海に向かって
細道を進みます。
すると、駐車場に・・・
お店が見当たりません?
![看板](files/cht-e181-2-01.jpg)
玄関までのぼりがあちこちに
![幟](files/cht-e181-2-02.jpg)
やっとお店に到着
![田里津庵](files/cht-e181-2-03.jpg)
![田里津庵](files/cht-e181-2-04.jpg)
中に入ると、そこは一面が海でした。
![田里津庵](files/cht-e181-2-05.jpg)
建物を海岸ギリギリの場所に建てているのでした。
![チラシ](files/cht-e181-2-06-s.jpg)
![チラシ](files/cht-e181-2-07-s.jpg)
※クリックで拡大します
そしてこのお店のおすすめは、あなごの“ひつまぶし”でした。
![田里津庵](files/cht-e181-2-08.jpg)
食べ方は、4等分して
1、そのままで
2、薬味を入れて
3、お茶漬けにして
4、一番お気に入りの食べ方で
社員さんと美味しく頂きました。
これで、元気が出て来たぞー!!!
2013/04/23
2013年4月度 宮城のパトロール(その3)3.11東日本大震災で凸凹に壊れた
宮城県塩竃工事事務所前の道路がきれいになりました。
![宮城県塩竃工事事務所前](files/cht-e181-3-01.jpg)
![宮城県塩竃工事事務所前](files/cht-e181-3-02.jpg)
毎朝、作業開始前に塩竃工事事務所では、
安全朝礼を行っています。
安全掲示板には今月の安全目標と今週の安全目標を掲げています。
![安全目標](files/cht-e181-3-03.jpg)
作業チームごとに分かれて、その日の作業の確認
作業場での注意点、工事を進める上での危険な箇所の確認等、
事故を防ぐために打ち合わせを行っています。
![安全確認](files/cht-e181-3-04.jpg)
![安全確認](files/cht-e181-3-05.jpg)
![安全確認](files/cht-e181-3-06.jpg)
今日も安全作業でがんばろう!
御安全に!
のかけ声でそれぞれの現場に向かいます。
2013/04/24
2013年4月度 宮城のパトロール(その4)宮城県塩竃市は、仙台市の北側に位置した港町です。
港に程近い商店街や昔ながらの飲み屋さんの街も、
もちろん3.11の大被害を受けています。
![宮城県塩竃市](files/cht-e181-4-01.jpg)
![宮城県塩竃市](files/cht-e181-4-02.jpg)
![宮城県塩竃市](files/cht-e181-4-03.jpg)
このあたりの飲み屋さんは、いわゆるスナックみたいなお店が多いようです。
![スナック](files/cht-e181-4-04.jpg)
夜になると、酔っぱらいさんが闊歩する地域のようですから、
工事現場で、つまづいて転ばないように
しっかり安全対策をする必要があります。
ダンプトラックになにやら張り紙がしてあります。
![トラック](files/cht-e181-4-05.jpg)
![トラック](files/cht-e181-4-06.jpg)
【誘導が無ければバックしません】
これは、事故を防止するためには、とても良いアイディアだと思います。
作業をしている状況をのぞくと、そこは大変な困難な現場でした。
![トラック](files/cht-e181-4-07.jpg)
![トラック](files/cht-e181-4-08.jpg)
地下の汚水管が大震災で壊れ、
壊れた汚水管がいまだにそのままになっています。
住民は生活していますから、汚水を震災前のように流しています。
要するに、下水本管が壊れているのに、
地下には汚水がどんどん流されるということです。
そこに穴を掘り、壊れた汚水管を交換しながら修理していきます。
ところが穴を掘ってみると、そこには雨水管やガス管、
水道管、NTT管などが所狭しと、埋められています。
山止めと呼ばれる土砂の崩れ止めの処置も、
これらの既設管が邪魔をしてまともにできません。
また、あまりにも近くにたくさんの管が埋められているため、
機械が思うように使えません。
結果、土砂が崩れないようにするための山止めの処置をしないで、
機械が入らないため、人の力で穴を掘らなければなりません。
危険なところに作業員さんが入り、作業しなければならないのです。
危険なところだから人ではなく、機械で作業するのが普通です。
しかし、ここでは危険なところは人の力に頼るしかないのです。
矛盾を感じながら、作業を進めざるを得ません。
現場で作業している皆さん。
本当にご苦労様です。
でも、くれぐれも安全第一で作業してください。
2013/05/01
2013年4月度 宮城のパトロール(その5)塩竃市は港町で、以外と平坦なところに街並みが集中しています。
それでも、下水工事となると5メートルを超える、
深いところに汚水管が、配置されているところもあります。
そんな深いところは、大震災で壊れた汚水管の修理工事も
大変困難な修復工事となります。
![下水工事](files/cht-e181-5-01.jpg)
中には、道路を全面通行止めにしなければ
修理出来ないところもあります。
![下水工事](files/cht-e181-5-02.jpg)
![下水工事](files/cht-e181-5-03.jpg)
5メートルを超える、深い穴を掘らなければならないところは、
作業員さんが穴の中に入って補修工事を行うため、
山止めの方法も、頑丈なものにしなければなりません。
![修復工事](files/cht-e181-5-04.jpg)
![事故防止ネット](files/cht-e181-5-05.jpg)
作業をしていないところは、転落防止用のネットを張り、
事故の防止に努めます。
東日本大震災で壊れた施設は、当然困難な箇所もあります。
一箇所ずつ私たちの会社にできることをコツコツすすめます。
2013/05/02
2013年4月度 宮城のパトロール(その6)仙台市内の現場では、大震災による壊れた下水道管の修理が終わり、舗装工事を行っていました。
住宅街の狭い路地なので、全面通行止めにて、
舗装工事を行います。
地元の皆様には、ご不便をおかけしてごめんなさい。
![舗装工事](files/cht-e181-6-01.jpg)
![舗装工事](files/cht-e181-6-02.jpg)
表面のアスファルト舗装をめくり、
路盤と呼ばれる、砕石で仕上げられた部分を
平らに整正し、とても重いローラーで仕上げます。
![ローラー](files/cht-e181-6-03.jpg)
![ローラー](files/cht-e181-6-04.jpg)
その後、アスファルト舗装をして完了です。
アスファルト合材は160度ぐらいの温度があり、
作業ではやけどの危険がつきまといます。
また、冬場の寒い時は材料の温度が気温の寒さで下がり、
すぐに使えなくなってしまうこともあります。
東北の雪国では、横浜の施工方法と大きな違いがあります。
2013/05/08
2013年4月度 宮城のパトロール(その7)仙台市内の別の現場では、道幅が狭く、
交差点にかかっている工事現場でした。
![工事現場](files/cht-e181-7-01.jpg)
![工事現場](files/cht-e181-7-02.jpg)
片側ずつ車を通して、工事をしています。
![仙台市](files/cht-e181-7-03.jpg)
このように道幅の狭いところを工事する場合、
バックホウなどの重機の操作がとても大変です。
車が通るのを確認しながら、旋回してダンプトラックに
土砂を積み込みます。
その時、後ろは見えませんから、
ガードマンさんなどの交通誘導員を配置し
確認してもらいながらの作業となります。
![工事現場](files/cht-e181-7-04.jpg)
![工事現場](files/cht-e181-7-05.jpg)
土砂が崩れないように、“山止め”と呼ばれる
仮設の鋼矢板で掘削面の防護をします。
![山止め](files/cht-e181-7-06.jpg)
![下水管](files/cht-e181-7-07.jpg)
東日本大震災で壊れた下水管を撤去します。
この下水管は、壊れながらも現在も利用されています。
人々が生活していますから、汚水は流れます。
作業員さんたちは、汚水が流れている中で
下水管を取り替える作業をしてくれています。
本当にご苦労様です。
入れなおす新しい管は、こんな形をしています。
軽くて、地震に強い管だそうです。
![下水管](files/cht-e181-7-08.jpg)
![下水管](files/cht-e181-7-09.jpg)
流れている生活汚水を仮にポンプで排水しながら、
新しい汚水管に取り替えます。
![汚水管](files/cht-e181-7-10.jpg)
私たちの現場では、お掃除に力を入れています。
工事中の汚れはもちろん、
近隣の住民の皆さんや、
車や自転車、バイクや歩いて工事現場を通る人たちが
気持ちよく通れるように、お掃除をしたいと思っています。
![掃除](files/cht-e181-7-11.jpg)