2015年12月28日
海水と戦う男たち! 3.11東日本大震災で壊れた下水道管をなおします!
海水と戦う男たち! 3.11東日本大震災で壊れた下水道管をなおします!
東日本大震災の復興を応援します!
宮城県塩竃市
3.11東日本大震災で壊された下水道管をなおしています。
![塩釜市で下水道工事](files/cht-e293-0105-01.jpg)
![塩釜市で下水道工事](files/cht-e293-0105-02.jpg)
![塩釜市で下水道工事](files/cht-e293-0105-03.jpg)
![塩釜市で下水道工事](files/cht-e293-0105-04.jpg)
3.11 東日本大震災
使用中だった下水道管が大震災によって壊されました。
下水道管は蛇行したり、つぶれたりして壊され、
汚物は処理場に流れなくなりました。
![塩釜市で下水道工事](files/cht-e293-0105-05.jpg)
もうすぐ5年、でも被災地の現実です。
生活廃水は人々が生活している以上、どんどん流されます。
結果、壊れた下水道管のまわりは生活廃水の溜まり場になっています。
また、下水道管が大震災により蛇行してしまい、
流れが悪くなったりしています。
この地域もそんな一部です。
塩竃市は港町です。
海水の影響をまともに受ける地域です。
50cmも掘ると海水が湧き出ます。
下水道管を修理するためには、
掘った時に地盤が崩壊しないようにする必要があります。
そして、もともとあった下水道管を掘り起こし、
新しい下水道管に入れ替えます。
場所によっては、地上からかなり深いところに
埋められている下水道管もあります。
ところが、深く掘ればその分、海水との戦いも大変なものになります。
大型のポンプで海水を排出しながら、必死で作業しています。
大震災は一部ではなく、そこにあるもの全てを壊します。
修理工事を行っていると、大震災の凄さや恐ろしさを日々感じます。
北国の冬は寒さも厳しいです。
北風が痛いくらいにほほをさします。
海岸近くでも雪がちらついています。
それでも、さまざまな事情の中で、
被災地の方々は頑張って前進しています。
2015年12月29日
3,11東日本大震災で高波の被害を受けた宮城県岩沼市大地震時の避難路を作る工事を行っています。
3,11東日本大震災で高波の被害を受けた宮城県岩沼市大地震時の避難路を作る工事を行っています。
太平洋に面した岩沼市。
宮城県岩沼市は仙台市の南に位置し、
太平洋の海岸線が東部に広がります。
この地域は東日本大震災で大津波の被害を受けた地域です。
おおよそ、
1階部分が大津波につかったとのこと。
2〜3メートルの津波が住宅や田畑を襲いました。
防風林は高波の被害を受け、無残な状態で残っています。
波打ち際に、高波よけのテトラポットが延々と続いています。
そこで、今後あってはいけないことですが、
念のため、大津波が襲ってきたときの避難道路を造ります。
![大地震時の避難路を作る工事](files/cht-e293-0105-06.jpg)
![大地震時の避難路を作る工事](files/cht-e293-0105-07.jpg)
すでにある農業用の水路を造りかえ道路を広げます。
広がった道路の一部に避難用の通路を作ります。
![大地震時の避難路を作る工事](files/cht-e293-0105-08.jpg)
![大地震時の避難路を作る工事](files/cht-e293-0105-09.jpg)
![大地震時の避難路を作る工事](files/cht-e293-0105-10.jpg)
もうすぐ5年。
でも被災地の現実です。
再びあのような被害を
受けないために、
私たちにできることを継続します。