2016年5月9日
海水と戦う男たち!
海水と戦う男たち!
3.11東日本大地震の復興工事で下水道管を新設しています!
宮城県塩竃市
3.11東日本大震災で甚大な被害を受けました。
大津波が港町を襲い、そこで暮らす人たちのすべてを流しました。
あれから5年が経ちました。
これが被災地の現実です。
塩竃市は海沿いの港町です。
海水の影響をまともに受ける地域です。
50?も掘ると海水が湧き出ます。
大津波で被害を受けた海沿いの土地は盛土されました。
盛土した土地で生活するためには下水道や水道施設などの
ライフラインが必要になります。
今回私たちが行っている復興工事は、
盛土した土地に下水道管を新設する工事です。
ところが海沿いの土地に盛土をして造った土地は地盤がもろく、
弱くて通常の下水道工事を行うと、
すぐに不等沈下が起きてガタガタになってしまい壊れてしまいます。
また、下水道管を埋めようと穴を掘ると海水が湧き出ます。
そこで掘っても海水の影響を受けにくいように、
シートパイルと呼ばれる山止材を打ち込みます。
![海水と戦う男たち!](files/cht-e307-01.jpg)
![海水と戦う男たち!](files/cht-e307-02.jpg)
![海水と戦う男たち!](files/cht-e307-03.jpg)
場所によっては、地上からかなり深いところに
埋められている下水道管もあります。
ところが、深く掘ればその分、海水との戦いも大変なものになります。
大型のポンプで海水を排出しながら、必死で作業しています。
![海水と戦う男たち!](files/cht-e307-04.jpg)
![海水と戦う男たち!](files/cht-e307-05.jpg)
![海水と戦う男たち!](files/cht-e307-06.jpg)
大震災は一部ではなく、そこにあるもの全てを壊します。
復興工事を行っていると、大震災の凄さや恐ろしさを日々感じます。
熊本、大分大震災被災者の皆さんも
頑張っています!
少しずつ、少しずつ前進してほしいです。
2016年5月13日
3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています
3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています
市街地の復興工事を行います。
宮城県七ヶ浜町
太平洋に面した海の町。
夏になると海水浴を楽しむ人たち。
一年中ヨットやサーフィンを楽しむ人たちが訪れる。
宮城県を代表する海の街です。
七ヶ浜町も3.11東日本大震災で甚大な被害を受けました。
被災地、七ヶ浜町は、急速に復興が進んでいます。
そんな七ヶ浜町で、道路改良工事を行っています。
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-01.jpg)
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-02.jpg)
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-03.jpg)
流されてしまった道路。
都市計画により街を造り直し新しい道路を造ります。
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-04.jpg)
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-05.jpg)
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-06.jpg)
![3,11 東日本大震災で被災した宮城県七ヶ浜町で道路を造っています](files/cht-e308-07.jpg)
宅地化するためにも、道路の建設工事はとても大切です。
工事にたずさわってくれる人たちの健康と
安全に工事が行われることを目指します。
2011、3、11
この日、愛する家族や大切な住まいをなくされた方は大勢います。
人生が大きく変わり、それから5年が経ちました!
あらためて、天国に行かれた方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、あらためて故郷の復興のために
お役に立てるように頑張ることを誓います。
七ヶ浜町の被災者の方々は、七ヶ浜中学校のグランドに建てた
仮設住宅で生活されています。
一日も早く仮設住宅から引っ越せるように
七ヶ浜町にお住いの人たちのお役に立てるように
仙台支店の社員さんたちと一緒に頑張ります!!!